NET-IBでは、SNSやブログで情報発信を行なっている佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏のブログを紹介している。
今回は2013年最後の市政県政報告会について記載している、12月20日午後11時59分のブログを紹介する。
松尾鎌倉市長、ご苦労様です!
今晩は今年最後の市政県政報告会。区長さんのご指名で、稲富県議、山口昌宏市議、そして、私。ちょうど、5年前、医師会、一部の自民党、共産党が主導した市民病院リコールに伴う出直し選挙の真っ直中でした。その中で、ここ、新町公民館をお借りして、私と語る会を催しましたが、今日と同じ底が抜けたような寒さ。しかし、違うのは、集まってくださる人の多さ。確か、5年前は7,8人程度だったんですが、今回は30人を超す皆さんが。決して数では無いんですが、それ以上に暖かい雰囲気に涙がこぼれそうになりました。
90歳のおばあちゃんから20代前半の女性まで。質問は、地元の跡地利用に集中。自分の考えを述べましたが、今後、より丁寧な協議を行う必要があると認識し、その旨答えました。
今日、多くの皆さんが、7年半にわたる樋渡市政を褒めてくださいましたが、何度も書いているように、議決機関である武雄市議会あってこそ。丁々発止の激論になったり、本来議会に向けられるべきリコールを私に行ういじめリコールに同調するおかしな市議会議員もいらっしゃいますが、それでも、これから、書く鎌倉市議さんたちには負ける(笑)。
鎌倉市議会でのJAPANsgの今年度における加入断念(来年度に向けた検討は継続とお伺いしてますが)に関連して、Twitterでいつもの皆さんに加えて、鎌倉の中沢市議とか言う人も加わって、噓のオンパレード。この件、僕らには全く謂われのないイチャモンみたいなもの。全国的に全く影響は無いんですが、いちゃもん大好きなので、中沢さんたちのいちゃもん土俵に乗りたいと思います(笑)。
(ここからは、一般の普通で真っ当な方には分かりづらい話だと思うので、スルーしていただければ、と思います。)
そもそも今回鎌倉市議から問われていたことは、JAPANsg事業の契約先(武雄市も加入しているF&Bホールディングス企業連合)が、法的に契約先として正当かどうか、という話。正当かどうかも何も、契約して、もう17団体仕事していて、実態も結果も出しているのですが(苦笑)、まぁ、それはそれとして、この市議とTwitterのいつもの皆さんの言い分は、なにやら「組合として出資割合と(利益の)配分割合」が決まっていないのは、不当だ、幽霊組織だ、というもの。
不当だも何も、我々企業連合のやり方の適法性は、複数の弁護士に確認済み、正しい税務処理も税理士に確認済み。幽霊組織でも何でもない。出資といってもお金がやり取りされるものではないから、それぞれの労務の割合がどれだけか、ってやってみないと分からない。分からないので、だいたい軌道にのってきた今年末を目処に、出資比率を算出することにしてます。
この辺は、別に組合を設立した時点で、決めておかなくても違法でないことは、顧問弁護士、複数の弁護士に確認済み。会計上の整合性も、何年もほったらかしは流石にまずいけども、今年くらいに決まるなら、適性に処理すれば問題ないと、これまた税理士さんにも確認済み。
鎌倉市議会から(というか、この中澤市議が委員長の委員会からは)いろいろ指摘や質問を受けて、上記のような内容を、都度経過も結論も随時鎌倉市にもお伝えしてきました。つまり、鎌倉市議会からの『「組合として出資割合と(利益の)配分割合」が決まっていないのは、不当だ、出資割合と(利益の)配分割合を出せ』という質問に対して、『組合として出資割合と(利益の)配分割合」が決まっていないのは、不当ではなく適法であるため、その配分割合を今出す必要はない。適切な時期に提出し、適切に会計処理も行う』という回答をしてきた我々に対して(これ、僕ちゃんと、鎌倉市議会の質問にお答えしてますよね?)、この中澤市議は「自分が求める答えでは無い。求めてるのは出資割合と(利益の)配分割合だ」と、聞く耳も持たずに、委員会をストップさせ、あろうことか、議会そのものもストップさせ続けていたらしい。
学級崩壊ならぬ議会崩壊??まともな議員が可哀想だ。僕は、神奈川県に出張したときに、多くの鎌倉市議と直接お会いしましたが、本当に、素晴らしい方たちばかりでした(中沢さんってどんな人?って聞いたら、頼むから、聞かないでくれっていう反応でしたが。)。
これ、かなり問題ですよ。他所さまの議会運営そのものを批判するのは憚られるけども、この市議がやっていることは、司法判断の域ですよ、信じられない。鎌倉市議会は無法地帯って言われても仕方が無い(中沢さん以外の方は、まともだと思います。)。もしその市議が僕らと違う法的な見解を持っているとして(彼が何の法的根拠でそう言ってるのかも重要ですが。ちなみに司法の資格が無い人が法的根拠を自らの判断として語ることは自由なんですが、何ら法的拘束性を持たないのは大学の教養課程を経なくても分かる。)、明確にNGでないなら、司法でしか答えは決まらないはずなのに、事業ストップという見解を出し続けたのは、とても議会の「王道」とは思えませんね。
まぁ、この中沢市議と、もう一人上畠とかいう市議、今日もTwitterで他所の市長(まぁ、僕ですが(笑))に噓八百のツイートを飛ばしてきたので、他所さまの議員さんですが、別にいいか(笑)。で、ついでに、その今日の噓八百の話。「先週、ある方から「武雄市長が政策創造担当次長に電話をかけてきて、次長がまいっている」との話がありました」って書いてたみたいだけど、そもそも僕、直接電話してませんし、誰とも話ができていません。
だから、もしそのとんでもな(失礼)委員会で、僕から電話があったか?と質問されて(この質問自身がとんでもだよね、ホントに。何の関係も無い)、実際に僕は誰とも話をしていません。さらに上畠市議は、僕からその次長さんが、「なんで進まないんだという主旨の電話」って言ってるって書いているらしいんだけど、話してないんだから、そんなの無理に決まってるます。何言ってるのって感じ。
もうこの事実だけで、このTwitter議員お二人の発言の信用性の底がしれるというもの。同じように、追随して噓八百並べてる、いつものTwitterな方々の信用性も推して知るべし。ホントに怖いですね、無責任な方の無責任な決めつけ。
ま、この人たちはこれを読んでくださっている皆さんと違って影響力皆無。こんな人たちの話をダラダラしてもしょうがないですね。すみません。
その後、松尾市長のFacebookも拝見し、議会と役所のことを考えて、本当に忸怩たる思いで、しかし政治家として市政のトップとしての苦渋の決断をされたと察します。このJAPANsg事業は、さらに参加自治体も増えていくので、よりしっかりと運営の体制も整えて拡大していきます。まだまだ新年早々サプライズも用意してます。
何より嬉しいのは、この状況を理解して、法的に問題は無いと判断して、参加していただく自治体が増え続けていること。皆さん今後ともぜひご期待ください!
松尾市長、鎌倉市職員の皆さん、そして鎌倉市民の皆さん!鎌倉市の参加もお待ちしてます!
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