沖縄県名護市が熱い。仲井真弘多知事が12月25日、東京で安倍晋三首相と会談して、27日には県庁で記者会見を予定している。福岡のニュースサイト「HUNTER」は、米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)の辺野古移設をめぐって、仲井真知事が辺野古沖埋め立てを承認する見込みだと報じた。
HUNTERの記事は、辺野古移設へ着々と手を打ってきた安倍政権や、2014年1月12日告示の同県名護市長選挙の動向を解説している。
名護市は、普天間基地代替施設の辺野古移転の是非を問う住民投票(1997年12月)以来、米軍基地問題に揺れ続けてきた。住民投票直後の名護市長選挙(98年)は、当時の大田昌秀知事が移設に反対するなか、移設容認市長の後継者と、移設反対の新人が争い、移設容認派が当選した。今度は、構図が逆転し、知事が移設を受け入れたもとで、移設反対の現職稲嶺進市長と、移設容認の新人・末松文信県議との一騎打ちになる見通しだ。住民投票から5回目の市民の選択は、沖縄基地問題とともに、日米安保体制、安倍内閣の命運を握るかもしれない。
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