北九州市では、1963年の市制施行以降、本格的に下水道管路の整備が進められた。とりわけ70年以降、年間100km以上という急速なペースで管路整備がなされ、84年までの整備延長は2,229kmに達した。全延長約4,428km(2012年度末時点)に対し、実に半分以上を占める。なお、管種別割合で見ると、陶管が約46%、コンクリート管が約24%、塩ビ管が約24%となる。この短期間での集中整備によって、整備から50年を経過した下水道管路延長は、97km(全体の約2%)に過ぎないのに対し、30年経過は2,254km(全体の約51%)と急激に膨らむ。2023年以降には、50年を経過した管路が毎年130kmペースで増える見通しとなっており、人口普及率が99.8%とすでに概成に達した同市下水道にとって、老朽化した管路の大規模更新は、今後避けて通れない課題となっている。
<更生工法採用し約197kmを改築更新を実施>
北九州市では、「限られた財政、人員で実施しなければならないという危機感」のもと、管路の老朽化対策として、1997年から管路内部のTVカメラによる調査点検などを実施。その調査延長は1,831km(年間50~100km)におよんだ...(⇒つづきを読む)
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