サントリーホールディングス(株)(本社:大阪市北区、佐治信忠社長)は13日、アメリカの蒸留酒大手ビーム社を約1兆7,000億円で買収することで合意した、と発表した。2014年第2四半期中の締結を目指す。この買収により両社の売上高は推定で約4,500億円、世界第3位の規模となる。
同社は現在、ウイスキー事業では国内第1位。ハイボールの需要拡大などを追い風に主要ブランドも好調に推移している。また、 カンチューハイやリキュールなどのスピリッツ事業も好調。
「今後もナンバーワンのポジションを磐石にすると共に、安定的に成長している海外にもしっかりした基盤をつくる」(広報)としている。
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