「職人が足りない」「納期に間に合わない」「足場が足りない」一気に市場の拡大した建設業界には、様々な問題が噴出している。今、そんな状況を一変させる画期的な鉄筋工事の工法が注目を集めている。それが「鉄筋ジャバラユニット工法」だ。開発したのは、福岡市中央区に本社を構える(有)柳井通商。同社代表の柳井泰三氏は鉄筋工事に30年以上携わった経験とノウハウを生かし、長年「鉄筋工事の工業化」を研究。特殊なゴムの結束線の開発に成功したことで新工法が完成した。業界の常識に一石を投じるこの工法について、柳井氏に聞いた。
<鉄筋ジャバラユニット工法の主なメリット>
1.生産性の向上
「工業化」とは生産性を上げるためのもの。鉄筋工は通常、現場では1人1日500~600キロしか組めないというが、当工法では工場で作業を行なうことで2トンほどの組み上げが可能となった。高所や狭所など危険な場所での組み上げではないため、作業効率は上がるというわけだ...(⇒つづきを読む)
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