19日に告示された久留米市長選挙は26日に投開票が行われる。候補者は3人。現職の楢原利則市長(65)は自民、民主、公明、社民の推薦を受けて再選を目指すほか、久留米大学教授の宮原信孝氏(55)と美容健康関連会社社長の内野雅晴氏(37)の2人がそれぞれ無所属で出馬する。今回の市長選挙はNetIBニュースでも取り上げた総合都市プラザ建設の是非が争点の一つになっている。推進派である楢原市長陣営は、自民党の鳩山邦夫衆議院議員が選対本部長を務めるなど強固な組織力を有し、有利な状況。
前回の市長選は投票率が30.25%と過去最低だった。しかし、今回は期日前投票が前回選挙より増えているほか、有権者数も24万5006人(18日現在)と前回(2010年)より約3700人増加している。浮動票の増加に加え、投票率のアップともなれば思わぬ展開になることも予想されそうだ。
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