福岡県八女市に本拠を置く老舗蔵元(株)喜多屋の「大吟醸 極醸 喜多屋」が世界最大級のワイン品評会IWCで2013年度の日本酒部門最高賞を受賞した。福岡県産米を使用するなど原料から造り手までオール福岡で獲得した世界一。各マスコミも相次いで報じた。また話題をさらったクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の車内提供および販売商品としても採用された。「うまかねえ」の声を聞くために酒造りに挑んできた同社の取り組みが実を結んだ形だが、もともと喜多屋ブランドファンの経営者も少なくない。その声を拾ってみた。
(株)カシマ製作所 代表取締役・鹿島克介氏
所在地:福岡県飯塚市筑穂元吉937-6
URL:http://kashima-2.sakura.ne.jp/
「20代の時若気の至りもあって多くの種類のお酒を飲みました。そのなかで一番好きだったのが「喜多屋」。私にとって日本酒は品種によってはクセがあり多くの量を楽しめないことがわかりましたが、「喜多屋」は私の嗜好にあっていて飲みやすい。料理に合うのもいいですね。今では家飲みの日本酒はほとんど「喜多屋」です。お正月に「純米大吟醸 喜多屋」を楽しむのが恒例です。妻も好きです。もちろん「大吟 極醸 喜多屋」も好きですが世界一を取ったのは知りませんでした。改めて飲んでみたいですね」
<COMPANY INFORMATION>
(株)喜多屋
代 表:木下宏太郎
所在地:福岡県八女市本町374
創 業:文政年間(1818~1830)
URL:http://www.kitaya.co.jp/
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