「九州医療スポーツ専門学校」を中核に、整骨院・整体院・鍼灸院などを多店舗展開する学校法人国際学園。各種カリキュラムを通じて目指すのは、スポーツと医療を統合し、保健・医療・福祉・スポーツの分野で地域医療の一翼を担う「人財」の輩出だ。
<健康はすべての人の願い人材の育成は急務>
2013年春、北九州市小倉北区片野に「九州医療スポーツ専門学校」の2号館が開校した。言うまでもなく、日々深刻化する超高齢化は、医療費の増大というかたちで公的財政を圧迫し続けている。厚労省は医療費抑制のために「健康寿命」の増進を掲げ、経産省もスポーツクラブをはじめとした民間施設と医療機関の連携を盛んに提唱している。もはやスポーツは、個人のレジャーや人格形成のためだけのものではない。
また、我々の生活においても健康は何よりの宝。自身と家族が健やかに暮らしたいとの思いは、すべての人に通じる普遍の願いだろう。
そこで求められるのが、これをサポートする人材の育成だ。一口に「健康をサポートする人材」といっても、求められる分野は多岐にわたる。スポーツに通じ、人体の仕組みを知り、医療にも素養を持つ人材の育成。2号館の開校は、こうした需要に沿った高度な人材を育成し、世に送り出すことを目的としている。
「九州医療スポーツ専門学校」は、北九州市小倉北区の東篠崎校と新設された片野校の2校からなる。従来から開設していたのは、「柔道整復学科」と「鍼灸学科」「整体セラピスト学科」の3学科。2号館の開校にともない、ここに「理学療法学科」と「アスレティックリハビリテーション スポーツトレーナー学科」が加わった。共通するのは、医療とスポーツの垣根を取り払い、健康サポートに関する実践的な知識と経験を備えた「人財」の育成だ。学生にとっても、卒業後すぐに実践できるスキルを身に付けることができるため、整体院や鍼灸院の開業、スポーツセラピストとしての活躍の場が大きく広がることになる。
学生をサポートする体制も充実している。入学にあたり、特別奨学金制度や入学金分納制度など、多くの支援制度が準備され、働きながら学ぶ人のためにカリキュラムにも柔軟性を持たせている。また、グループにおいて西日本屈指の整体院店舗数を擁する強みを活かし、助手として店舗でアルバイトをしながら夜間部に通う形態など、より実践的な学びの場が用意されている。遠方の学生向けに学生寮も完備しており、万全のサポート体制で学生を迎え入れる。
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<SCHOOL INFORMATION>
学校法人 国際学園 九州医療スポーツ専門学校
所在地:北九州市小倉北区東篠崎1-9-8(1号館「東篠崎校舎」)
所在地:北九州市小倉北区片野3-5-16(2号館「片野校舎」)
厚生労働省指定養成施設
TEL:093-932-5100
FAX:093-952-2080
URL:http://www.kmsv.jp/
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