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10円から始まる社会貢献 普及みせる寄付型自販機
クローズアップ
2014年2月 7日 14:20

夢の貯金箱 日本財団と(株)ヒューマンハーバーとの協働事業「夢の貯金箱」の設置が進んでいる。夢の貯金箱とは、寄付型の自販機のことで、自販機で販売される商品1本につき、10円を服役経験者の更生と社会復帰に役立てる取り組みだ。10円が積み重なり、形になった資金は、服役経験者(出院者も含む)が働くために必要となる資格や技能を取得するための奨学制度として使われる。この取り組みが進めば進むほど、将来は被害者を救済するプロジェクトを立ち上げる。そのため、「多くの企業にこの自販機を設置してもらいたい」と両者は訴える。

 「刑務所は外部と完全に接触がない、狭く自由のない場所。5年から10年、刑務所にいた人間が出所後、すぐに働けるわけがない。だから出所後から再就職までの訓練教育期間が必要であり、刑務所と実社会の2つの世界をつなぐ役目がこの会社の目的」と語るのは(株)ヒューマンハーバーの副島勲氏。

<既存の自販機を寄付型へ>
 日本財団はすべてのメーカーの自販機に対応できる。「夢の貯金箱」の設置、置き換えは無料で、企業の負担は電気代のみ。現況に合わせて、以下から選択できる。

1.今ある機械を撤去し、新しい機械を設置する
2.今までの機械をそのまま使って、仕組みを変える
3.新しく追加で設置する

 詳しくは関連リンクまで。

【東城 洋平】

▼関連リンク
・日本財団 夢の貯金箱
・(株)ヒューマンハーバー


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