春日市と那珂川町に末端給水する春日那珂川水道企業団は2013年7月、老朽化が進んでいる東隈浄水場の改築更新のため、DB(Design Build)方式による改良事業を総合評価により発注。水ing(株)を代表企業とするグループ(構成員=三井住友建設(株)、(株)安川電機、(株)三水コンサルタント、サンコーコンサルタント(株))と契約を結んだ。総事業費は約45億9,000万円。事業完了は2018年3月の予定だ。DB方式での発注の狙いは何か――。同企業団企業長の武末茂喜・那珂川町長に話を聞いた。
――首長として、町政へのDBなどのPFI的な手法の適用についてどう考えていますか。
武末茂喜企業長(以下、武末) 町政へのPFI的な手法の可能性は十分に考えられる。より良い町のインフラ整備を進めていくうえで、行政単独ではなく、専門的な技術に関するノウハウを持った民間企業の力を借りるのは至極当然のことだ。そのような観点から考えると、今後、専門的な分野については、PFI的な方式を採用する方向に移行していくことになる...(⇒つづきを読む)
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