九大六本松キャンパス跡地のUR都市機構による土地譲受人募集の開札が、17日に迫ってきた。昨年12月に行なわれた入札に応じたのは、地場マンションデベロッパーで組織する九住協JV、西鉄・福岡地所JV、JR九州、三井・住友JV、三菱地所レジデンスなどと言われている。
業界関係者によれば、「福岡銀行も積極的な支援姿勢を見せ、九住協が落札できる可能性は高い」といい、地場ならではのまちづくりをテーマにしたプランが評価を得ているようだ。近年、アイランドシティはじめ大型入札案件は大手デベロッパーが落札するケースが散見されるが、注目の大型再開発だけに地場企業による落札が期待される。
譲受人の募集が行なわれたのは、区画内の西街区(1万1,200m2)および東街区(9,946m2)。商業・業務・サービス交流・居住などの複合的利用を目的とした建物が建設予定で、地下鉄六本松駅と直結する予定。
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