ブラジル酵素をめぐり東京地方裁判所で行なわれている損害賠償請求事件できょう(13日)、被告側に動きがあった。損害賠償を求められている橋本幸雄氏は、これまでの本人訴訟から正式に訴訟代理人を立てる戦術に切り替えてきた。新たに代理人として出廷したのは、2013年10月13日に結審した「約束手形金請求事件」で代理人を務めた弁護士。橋本氏本人は欠席した。
裁判長は、新たに出廷した代理人に対して「橋本氏がどういう事情で事業を遂行していたのか、整理して出して欲しい」と書類の提出を求めた。代理人はそれに対し、いまだに過去のすべての書類に目を通していないとし、「補充情報があるので準備してまとめて提出する」と、時間的な猶予を求めた。次の口頭弁論は4月10日に開かれる。
代理人訴訟に切り替えた橋本氏の動きを「時間稼ぎ」とみる関係者もいる。一方、原告側の代理人は「これまでは個人でやっていたために埒が明かなかった」とし、今後、裁判が円滑になるとの見方を示した。
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