福岡市職員の不祥事がまたまた明らかとなった。12日、福岡県警が、市港湾局事業計画課長で福津市に住む石橋宏典容疑者(44)を強制わいせつ容疑で逮捕した。
容疑は、昨年12月、石橋容疑者の住む福津市内の公共施設において、通りがかった女子高校生に抱きつき、体を触るなどした疑いがもたれている。施設内の防犯カメラに映っていた映像から石橋容疑者が特定された。
港湾局は、2012年に、港湾局の係長が福岡市天神の商業施設内で、女性のスカートのなかを小型カメラで盗撮したとして逮捕されるなど、職員のハレンチ行為での逮捕が相次いでいる。
これを受けて、福岡市港湾局の野見山勤局長は、「職員を管理監督すべき立場の課長が逮捕されたことについて大変遺憾に思っております」とした上で「事実関係を調査し、厳正に対処してまいります」と表明している。
福岡市は、不祥事が相次ぐたびにこの種の談話を発表しているが、喉元過ぎれば何とやら。若い女性を狙った痴漢などの性犯罪が多い福岡市で、公務員がハレンチ行為で逮捕されるようでは、市民の不安は募る一方である。
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