1974年4月に、海洋土木事業のパイオニアである若築建設(株)で35年間主に民間企業の港湾事業における企画・提案と住宅開発事業に取り組み、関連会社の(株)都市空間の代表として5年間にわたって住宅分譲事業を手がけた武谷政道氏。武谷氏は2013年8月に、北九州市小倉北区にて不動産・都市開発事業のコンサルティング業として独立を果たした。
「若築建設時代にいろいろな仕事をさせていただき、たくさんの人々と出会えてご縁ができました。良い会社、良い環境で多くの経験させていただき、幸せでした。1989(平成元)年に若築建設が創業100周年を迎え、発祥の地・北九州で貢献できる事業を行なう機運が高まりました。それから土地区画整理事業を開始してその任に就きました。北九州で10件の住宅開発を手がけ、戸数にして約3,200戸を開発いたしました」(武谷代表)。
独立起業するにあたっての社名「(株)T-COHIBA」には、武谷代表の事業への想いが込められている。「Tは私の苗字の武谷。COはConnector(コネクター)で、"人と人をつなぐ"ということです。これは私の信条です。どのようなときも、コネクターということを最優先にしております。そしてHはHuman(ヒューマン)、IはInterest(インタレスト)、BはBusiness(ビジネス)、AはAssociation(アソシエーション)を表しています。宅地開発事業を通じて、若手の士業(司法書士、税理士、土地家屋調査士、測量士、不動産鑑定士など)とチームを組んで仕事をつくっていくことを目指しております。私がプロジェクトを持ち込んで、チーム内の士業のメンバーがあらゆる角度から分析して事業スキームをつくり、計画する。そして実施するのです。たとえるならば、我々は"精米機"の役割です。プロデューサーでもあります。
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<COMPANY INFORMATION>
(株)T-COHIBA
住 所:北九州市小倉北区白銀1-3-10
設 立:2013年8月
資本金:100万円
事業内容:都市開発事業コンサルティング
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