ホテルオークラ福岡(福岡市博多区、水嶋修三社長)は、今年から同ホテル内で販売している同社独自醸造の5種類の地ビールをホテル外でも販売していく方針だ。
同ホテルは、15年前の創業時に地ビール醸造プラントを設置。ホテル特産の地ビールが飲めることをウリのひとつとして掲げてきた。その味わいは内外で高く評価され、5種のうち3種が有名品評会で金賞を受賞。水嶋社長も着任して初めて地ビールを飲んだ際、その美味しさに驚き、「もっと多くの方々に飲んでもらいたい」と思ったという。
地ビールは、1994年の酒税法改正でビールの年間最低製造量が大幅に引き下げられ、日本全国に少量生産の醸造所ができたことから、広く知られるようになった。ホテルオークラ福岡が開業したのは1996年。法改正後、地ビール生産に可能性を感じて設備投資したという当時の願いが、さらに大きな夢へ結び付こうとしている
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