<小倉中心部のまちあるき-1->
2013年10月5・6日に北九州市小倉北区の北九州国際会議場で開催された「第3回日本まちあるきフォーラムIN北九州」での第1分科会は、「都市型まち歩きが目指すものは?北九州タウンツーリズムの活動内容の紹介(ミニレクチャー)と、北九州市の中心市街地である小倉駅周辺の商店街を活かしたまち歩きを体験します」との触れ込みで開始されました。
フォーラム会場の北九州国際会議場を出発する頃は、あいにくの雨模様でした。参加人数は15名程度でしたでしょうか。
小田原からの参加者を筆頭に各地から集まっています。北九州の女子大生2名も卒論の参考に、と参加しています。
小田原からの参加者が道すがら「さすが、北九州ですね。どこに行ってもアジアの文字が見え、アジアの香りがします。小田原ではまずお目にかかりません」と言われていたのが印象的でした。
さあ、出発です。まず、先ごろ若者向けデパートに変身したコレット井筒屋の屋上に向かいます。ここでは、都会でみつばちを飼いその蜂蜜からお菓子等をつくろうというプロジェクトの拠点です。題して「みつばちプロジェクト天空のHATAKE」です。みつばちの巣は当然ですが、ビルの屋上に畑もあり、各種野菜も栽培されています。写真はその屋上の模様です。
この写真の一番手前の男性が縞模様の法被のようなものを着ています。これは、そう、小倉織なのです。豊前小倉小笠原藩の時代に盛んであった木綿織物ですが、昭和初期に廃れていたものを小倉の女性が1980年代に再生したという実用的な織物です。北九州タウンツーリズムの皆さんはこれを着て案内してくれました。なかなか良い雰囲気です。
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和歌山大学産学連携・研究支援センター客員教授、観光学部フェロー
西日本工業大学デザイン学部非常勤講師
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