京都府警生活経済課は17日、健康食品の「送りつけ商法」を行なっていた事業者のグループに名簿を販売したとして、コンサルタント会社の「ユール」(東京都豊島区)の社長を詐欺ほう助容疑などで逮捕した。
府警によると、同社は送りつけグループに合計約42万人分の名簿を、約176万円で販売していた。逮捕容疑は、健康食品の購入歴がある高齢者女性を対象とした約1万人の名簿が、岡山県の女性に注文していない健康食品を2万3,500円で購入させる手助けになった、としている。
家宅捜査で押収した名簿は約3億件。「健康食品購入者」「高額訪問販売購入者」「1人暮らし女性」などや、職業別の分類もあった。この3億件の名簿は、重複がかなりあるとみられ、府警は名簿から送りつけ商法の対象者になっていたと思われる人を割り出し、注意喚起の文書を送付する予定。
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