福岡市が5日に契約した公共工事、地下鉄七隈線延伸工事(東工区)が話題を呼んでいる。契約後、落札した錢高組・日本国土開発・九建JVが技術提案をしなかったことが報道された。この入札は価格に加え、技術提案も評価する総合評価方式だったが、落札したJVは技術提案をせず入札。入札資格を有していた他の2JVが辞退したことで、契約が成立した。
<浮かび上がる疑問>
以上の事実だけを読み取ると、
「競争原理が働いておらず、適切ではない。なぜ技術提案しなかったのか」
誰もがこのような疑問を持つのは当然だろう。しかし、これまでに幾多の工事実績を積み上げてきたからこそ、入札資格が与えられたJVである。こんな軽率な入札を平然と行なうはずがない。何か真相があるはずだと思い、取材を試みた...(⇒つづきを読む)
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