富士経営グループ
<中小企業を"よいひらめき"で活性化させること>
富士経営グループの中小企業に対するコンサルティングの特色は、『一歩先の現場のコンサルティング』である。その本質は、中小企業が独自性を出すこと。中小企業が自ら開発し研究して生み出すことを提唱する。しかし一方で、そのような土壌や風土、機運がまだまだ希薄であるという。
「スウェーデンでは、幼少のときから起業について学習しており、大学においても起業への教育は活発です。大学から輩出した企業で、売上高が100億円クラスも存在します。これは、同国での大企業のリストラの断行で大手企業の就職が厳しいなか、国は自ら起業をする機会の創出に対してサポートを行なっているからです。
我が国でも同様に、高学歴で大企業に就職して安泰というケースは徐々に崩れています。また、我が国の学校教育は今も勉強のための頭脳を鍛えており、事業における開発や研究して生み出すという頭脳の養成にはほど遠いのが現状です。
会社の経営者にとって、大切な要素は"よいひらめき"です。独自性の高い製品やサービスをつくり出している中小企業は、何よりも経営者の"よいひらめき"が豊かなのです。それは、その経営者が開発するという頭脳を持っているからです。その能力の1つが"気づき"です。残念ながら多くの方々が、気づくという力が不足しています。これらがなければ、独自性のビジネスモデルをつくり上げられません。
そこで今、私たちが38年間培った経験と実績を結集した"ひらめき"の塾(「ひらめきアカデミー」仮称)を開くことを進めています。ひらめきが豊かになり、独自性の高いビジネスモデルを構築し、事業展開できる能力を養成していきます。それは、頭脳の柔軟力の養成でもあります。
昨今の経営者は、できないという理由を羅列する方々が増えているのが実態です。"どうせ報われない"とあきらめている境地でしょうか。我が国でも、正当に努力している方々には報いるような明確な仕組みづくりが急務であり、その1つは衣食住の保証です。それはこのように自立できる国家のビジョンを掲げ、1,000年の思想哲学と100年の国家の事業計画方針を基に中小企業の長期の活性化が挙げられます。中小企業の活性化こそ、日本を救うと確信しております。独自性を高めた製品やサービスを生み出して事業化し、大手企業と対等に取引ができる強い中小企業の経営者を養成し、輩出することが私たちの大きな役目であり、使命です」と崎田代表は、中小企業の活性化に全力を尽くす意欲を表明している。
企業経営の現場を中心とした長年のコンサルティングに裏付けされた崎田代表率いる同グループの英知が集まった『ひらめきアカデミー』(仮称)の開塾が待ち遠しい。同塾の学びで、多くの中小企業が主役になることを期待したい。
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<COMPANY INFORMATION>
■富士経営グループ
代 表:崎田 松男
所在地:福岡市中央区天神2-14-8
設 立:1976年10月
資本金:1億3,500万円
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