福岡市博多区豊に本社を構え、省エネ型照明器具の開発、製造販売を手掛ける(株)エコスター。同社は研究開発を重ね、ついに従来のLED照明の弱点を克服した進化系LED照明「ESAC-220」を開発した。
省エネの代表格として、普及しているLEDだが、「光の指向性が高く、広がりがない」また「高出力すると、故障しやすい」のが弱点であった。同社では、特殊なレンズと反射板を組み合わせ、小さな光源で高照度を実現。また角度の異なる反射板を複数開発しており、反射板を交換することで、光の広がりを調整することが可能となった。
従来のLEDよりもさらに省エネ化が進んでいる。光源を小さくすることで、消費電力を抑えることができる上に、故障の原因となる発熱も抑えることに成功した。さらに当機は交流電源で点灯できるので、従来の照明器具に付属していた安定器が不要となった。照明自体の寿命は長くても、安定器が先に故障するという例も頻発しているが、安定器をなくすことでそのような心配もない。また安定器自体も電力を消費していたが、それがないことで、電気工事費も消費電力も大幅にカットできる。
当機のボディとカバーはポリカーボネート素材を採用。鋼板素材に比べ、約70%軽量化した。錆びにくい材質のため、屋外の設置にも適している。
ある駐車場での導入例がある。250ワットの水銀灯2つを20ワットの当機4つに取り替えたところ、消費電力の削減率は驚きの86%だったという。歳月をかけた研究の成果が輝こうとしている。
なお、同社は現在、販売代理店も募集中。興味のある方は一度、お問い合わせを。
<製造元>
(株)エコスター
所在地:福岡市博多区豊1-9-11
TEL:092-483-3459
FAX:092-483-3458
E-mail: info@eco-star.info
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