福岡市長選挙まで残すところ約8カ月。再選を目指す高島市長に対する批判が高まるなか、市長選に向けて各会派の動きも徐々に活発化している。NET-IBは、高島宗一郎福岡市長の生みの親といわれる津田隆士元福岡市議会議長を直撃インタビューした。
<高島市長は長い目で考えたい>
――高島市長は、歴代市長と比較したら軽さが目立ちます。それに対する疑問があります。
津田 それは間違いないね。たしかに軽い。でも、僕も34歳で議員になりましたが、毎晩中洲で遊んでいました。高島市長もいろんなうわさが飛び交っています。副市長に電話して何をしているのかといったことはあります。150万人が見ているから、十分行動するようにということを伝えました。
就任からしばらく、市長は秘書も連れず一人で出かけていたと聞きました。どういうことかというと、遊びに行っているということでした。ただ公人ではあるがプライバシーもあるから、そこはなかなかいえない。ある意味かわいそうですよ。39歳で独身。女の子とも遊びたいだろうし、飯も食いたいだろうし・・・。
まあ、ちゃらちゃらした遊びさえしないでおけば、何人かで飯を食べたり、気に入った女の子がいれば、堂々と口説いてもいい。俺は、それはいいと思う(笑)問題はしょうもない連中とつるんでというのはだめです。あとは、市議会の現職の人たちがどう判断するか。1期生はともかく2期以上は本気でやらなければいかん。そういう体制を作るのは現職の務めです。
1期目は取り組んだのに、2期目はやらないでは、かえって市民の不信感を買うと思います。言うことをきかないからといって、自分たちが選んだ市長を、いまさらどうするのか。そういう気持ちは僕もある。市の職員や現職の議員さんから「逃げた」といわれるけれど、いまさら、しゃしゃり出る場ではないです。まだ高島市長は若い。俺が彼の頃は、遊んで回っていました。大きな目でみていきたいと思います。
最後に話変わりますが、高島市長の周りに出入りしている橋田・飯盛市議は異質です。飯盛は4年しかつきあっていませんが、平気で議会に遅刻してきます。高島・飯盛・橋田は、カッコいいからね。でもお仲間ばかりではね・・・ 政治の世界も、まず挨拶ができるかどうか。それは日ごろのコミュニケーションに対する姿勢の問題です。
――どうも、ありがとうございました。
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