在日台湾人の連携や、決起を高めようと、九州を中心に活動する台湾人たちのネットワーク「西日本台湾学友会」の交流会が先日、福岡市内で開催された。
「我愛台灣聯誼會」と題して開かれた交流会には、福岡の経済界等で活躍する台湾人、日本人の会員等約90人以上が出席。西日本台湾学友会の海めぐみ会長は「今日は皆さんにお集まりいただき感謝している。今後も連携し学生同士の交流の推進、台湾と日本を結ぶ友好活動をより活発にしていきましょう」と挨拶した。
領事館にあたる台北駐福岡経済文化弁事処の戎義俊処長は「3月31日にチャイナエアラインの宮崎・台北線がこれまでの週2便から週3便に増便する。昨年、台湾の訪日観光客が史上初めて200万人を突破し、約234万人に達した。日本への外国人観光客は1,000万人強なので、訪日外国人観光客のうち、4人に1人が台湾からの観光客ということになり、『台湾と日本の人的繋がり』が活発になっていることを示している」と、現時点での日本・九州と台湾との関係性との高まりについて触れた。また、「5月19日には弁事処が各所と共同主催して、修学旅行と教育のセミナーを開催する。秋には九州国立博物館で故宮博物院展が開催される。国宝級が初めて日本に持ち出されることになった。関係者は皆、期待しているところだ」と、今年の公式的な活動予定について紹介した。
プレゼント抽選会も開催され、中華航空、エバー航空から福岡-台北往復航空券が出品されるなど、豪華景品に会場は盛り上がりを見せた。
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