＜２人に１人がスマホを所持＞
　総務省の情報通信白書（平成25年版）によると、スマートフォン（以下、スマホ）の保有率は、2010年末9.7％、11年末29.3％、12年末49.5％と急増。インターネット利用者数が12年末9,652万人（人口の79.5％）のなか、存在感を強めている。加えて、タブレット型端末も普及が進んでおり、12年末15.3％となった。続々と発表される最新機器など市場の動向から、今後も普及がさらに進んでいくものと容易に予測できる。

　主流となる情報端末の変化にともない、ネットでのＰＲ戦略も当然変化している。とくに『動画』が、スマホによって、より身近な存在となった。すでに知りたい情報を動画でチェックする時代に突入しているといっても過言ではないだろう。１分間に180万語の情報量があるといわれる動画では、これまでのホームページ上の写真や文字で伝えきれなかった情報を、短い時間で伝えることが可能となる。

　ＰＲ動画を積極的に活用する企業が増えている。たとえば、社長のインタビュー動画という限られたジャンルでも「KENJA GLOBAL」「社長図鑑」「社長.tv」「社長名鑑」「社長24時」等々。社長インタビュー以外では、YouＴubeで商材のＰＲ動画が増えている。スマホで動画を気軽に視聴できることも、ネット上におけるＰＲ動画の普及を後押ししている。

＜より観られる動画とは？＞
　今後のネット上でのＰＲで『動画』を活用することの重要性は増す一方だ。当然ながら、発信する側としては、受け手のことを考えて、より観られる動画を作っていかなければならない。観られるためには、動画自体の内容も大切だが、主に検索で観られる機会を増やす仕掛けも必要である。

　４月９日（水）午後６時から、データ・マックス セミナー室（福岡市博多区中洲中島町）で、「スマホ時代の販促勉強会」が開催される。この勉強会では、ＰＲの主流となる『動画』を中心に、観られる動画のポイントを伝授。動画でＰＲすることでどのような効果が生まれるかなど、実例を交えて解説する。主催は、九州・福岡のニュースサイト「NET-IB」を運営する（株）データ・マックス。参加料は１人3,000円（経営情報誌「Ｉ・Ｂ」の年間購読者は無料）となっている。参加申し込みは、以下のメールフォームで受付中。

※記事へのご意見はこちら