日本銀行は7日、下関支店長に鈴木純一決済機構局参事役を充てる人事を発表した。2011年7月から下関支店長を務めた水野正幸氏は決済機構局審議役に就く。
また関口光司佐賀事務所長(54歳)の後任に天野徹高知支店次長を充てる人事を発表した。関口氏は総務人事局付となる。発令はいずれも同日付。
◆鈴木純一(すずきじゅんいち)氏略歴
1990年東大院卒、同年4月日銀入行、2013年3月金融機構局上席考査役、同年決済機構局参事役。東京都出身、48歳。
1983(明治23)年に下関市に開設された日銀西部(さいぶ)支店の初代支店長は後に大蔵大臣となった高橋是清。西部支店はその5年後に門司へ移転し現在の北九州支店の前身。
日銀下関支店は戦後間もない1947(昭和22)年12月1日、下関市に改めて設置されたもので鈴木氏は32代の支店長となる。
◆天野徹氏(あまのとおる)氏略歴
1984年慶大卒、同年4月日銀入行、54歳。
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