西日本鉄道(株)は鉄道・バス事業に絡ませて不動産事業を展開してきた。この不動産事業は連結ベースで鉄道事業の売上高の約2倍となっており、同社事業の大きな柱である。そのなかでリノベーションマンションの販売戸数が増加したことで、2013年3月期の同事業の売上高は上伸、市況の活性化でどのような展開を見せるのか注目される。
<長い歴史を持つ不動産事業、鉄道・バス事業との連携は固く>
西日本鉄道(株)の不動産事業に関しての歴史は古く、前身業者の1つであり路面電車を運営していた福博電気軌道が1911(明治44)年に福岡市内で住宅事業を手がけたのが最初と言われている。その後は関連会社に引き継がれ、さまざまな不動産事業が運営されてきた経緯を持つ...(⇒つづきを読む)
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