「福岡アンパンマンこどもミュージアムinモール」が4月18日、福岡市博多区にある商業施設「博多リバレイン」の5、6階に開業する。全国5カ所目、九州初進出。同施設が入るフロアは、ガラス屋根に覆われた開放的な空間スペースになっており、延床面積は約8,800m2。館内には、各キャラクターをあしらったパン屋「ジャムおじさんのパン工場」をはじめ17店舗が入る。
1999年に誕生した博多リバレインは、海外ラグジュアリーブランドを中心に誘致。「スーパーブランドシティ」として高級路線を打ち出していたものの、開業後わずか3年で運営会社の第三セクターが破綻。その後、民間企業の出資のもと、「イニミニマニモ」として再スタートを切っていたが、高級路線の事業スタンスは変わらず、ここ数年は採算が合わないことなどでテナントの入れ替えが相次いでいた。
12年3月より高島屋グループの東神開発(株)が100%で運営を行なうようになり、これまでの高級路線から一転、異なるテナント誘致を始めた。幼児を持つファミリー層を対象とする同施設はその目玉となる。
4月15日より行なわれている内覧会には、多くの業界関係者やメディア関係者が訪れている。長らく低迷していた博多リバレインの集客回復を目指し、いよいよ4月18日にグランドオープンを迎える。
▼関連リンク
・みんなのヒーローがついにリバレインへ
※記事へのご意見はこちら