<変化の速い印刷業界で顧客第一を貫く>
時々刻々と変化し続ける業界とは何か――。さまざまにあるだろうが、印刷業界も間違いなくその1つに挙げることができるだろう。印刷技術の向上はもとより、原稿の持ち込まれ方も変化し続けている。かつては原稿用紙や手書きのラフ画を素にゲラをつくり版下を組み、何度も顧客とやり取りをしてつくり上げていた印刷物も、現在では完全なデータでの入稿がなされるようになっている。作業もしかり。活版から写真植字、データオペレーションと、その作業内容もこの30年で大きく変貌していった。表現の幅も広がってきたため、求められる質もどんどん上がっている。そんな印刷業界で気を吐き続ける企業の1つがアド印刷(株)だ。
1978年の創業・設立以来、新技術の導入に積極的に取り組み、現在では福岡を代表する印刷企業の1社にまで成長していった。81年に同社は初めて印刷設備を導入、84年には菊全4色機を設置した。88年には写真植字機、96年には他に先駆けてデジタル化に着手する。現在では、多種多様な最先端印刷設備を有するにまで至っている。同社代表取締役の田平保男社長は、設備の変化、技術の向上はあっても求められているものは変わらないと語った。
「印刷業は設備の進化、それにともなう表現力の向上のサイクルが非常に短い業界です。しかしながら、紙に伝えたいことを記すという目的そのものは、ずっと変わることがありません。お客さまの求めるものを可能な限り現実にすることこそが、私たち印刷業者に求められていることだと思います」(田平社長)。
印刷は表現。その幅が広がるということは、より忠実に顧客の求めに応じることができるということ。顧客の要求を引き出し、それを具体化する集団、それがアド印刷なのである。新たな設備の導入は、多額の投資とマスターするための時間が必要になる。それに対して二の足を踏むのではなく、顧客の要望により深く応えるために積極的にチャレンジをする。それこそが同社の根本精神なのだ。
<スピーディに安全に質の高いものを>
かつて持ち込み原稿だったものが、現在ではデータ入稿が可能となった。その技術進歩によって実現できたサービスがDMパックだ。これは印刷の発注側が内容、宛先をアド印刷に送るだけで、ダイレクトメールの制作から発送までやってくれるというワンストップサービスだ。用いるのは圧着はがき。はがき2~3枚分の紙面をニスで圧着させることで、広告面を広くとることができる。はがきと変わらぬ郵送費用で内容を充実させることが可能。2つ折り、3つ折りなど豊富なオプションが用意されていて、伝えたい内容を迅速かつ手軽に届けることができる。圧着2ツ折を発送まで依頼したとして、1万通を依頼したならば、1通当たりがすべてはがきの切手代とほぼ同等の費用で送ることができるのも大きな魅力である。これは、広告郵便物という日本郵便の割引制度を活用することで実現できた価格設定である。すべては顧客の利益のために。その精神が垣間見える仕組みだ。
また、顧客情報の保護に対しても万全のセキュリティが敷かれている。ダイレクトメール発送代行の現場は関係者以外立ち入ることはできないうえ、そこに入るためには個人認証が必要となっている。外界と現場は完全に遮断されており、そこから万が一にも情報が漏れ出すことはない。したがって、インターネットを介してデータのやり取りをしたとしても、安心して顧客のもとにメッセージを伝えることができるのである。もちろん、発送まで依頼するのではなく、内容面だけの印刷依頼も可能だ。多くのオプションが用意されているので、広告活動の一環として検討されてみてはいかがだろうか。
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<ワンポイントPR>
私たちアド印刷は、お客さまの求める効果を効率的に実現する提案に努めております。弊社ではISO9001、14001、およびプライバシーマークも取得しており、安心してお任せいただけるように万全の態勢を築いております。販売促進、広告戦略など、お気軽にご相談ください。
<COMPANY INFORMATION>
代 表:田平 保男
所在地:福岡市博多区博多駅南5-21-28
設 立:1978年7月
資本金:4,000万円
TEL:092-472-9871
URL:http://www.ad-printing.co.jp/
<PRESIDENT PROFILE>
田平 保男(たびら・やすお)
1947年6月生まれ。八幡大学(現・九州国際大学)卒業後、(株)チューエツを経て78年にアド印刷(株)を設立。
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