23日、福岡市内で第5回福岡・ラオス友好協会の総会および交流会が開催された。同協会は福岡貿易会会員を中心に2010年4月に設立され、今年で5年目を迎える。会場には同協会会員および関係者、ラオス人留学生など約100名が集まった。
交流会の冒頭、同協会会長の津田悦夫氏から今年2月に派遣した訪問団の活動報告がなされた。そのなかで、「現地からの報告では、自動車の新車販売台数はカンボジアを超えたと聞いている。ラオスは政治的に非常に安定しており、高い経済成長を遂げている。医療支援や教育支援など、今後も日本とラオスの友好関係がさらに高まるように、取り組んでいきたい」と述べた。
ラオス人民民主共和国大使館より駐日特命全権大使のケントン・ヌアンタシン氏も来場し、挨拶した。「昨年度、日本からラオスへの民間投資額はODAの約5倍にのぼった。2012年度の民間投資額は約2,700万ドルだったが、13年度は約4億ドルに達した」と述べ、日本企業の投資を歓迎した。また、ラオス政府が日本の投資家のために、経済特区に日本企業用の区域を設けていること、製造業や農業での進出事例などが紹介された。
なお、福岡・ラオス友好協会は随時、入会を募っている。問い合わせは以下まで。
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福岡・ラオス友好協会
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