福岡県柳川市に本社を構える(株)津留建設。1975年の創業時から同地域の住宅メーカーとして、事業を展開していたが、3年前に企業理念を大きく変えるターニングポイントがあった。それ以降、長持ちしない、健康に悪い建材を使わない「0宣言の家」を提案し、家を変え、人を変え、業界、地域までも変えようと取り組んでいる。同社代表取締役の津留輝彦氏に話を聞いた。
――企業理念を変えるまでに大きな転機があったそうですが。
津留輝彦氏(以下、津留) 日本の今の住宅は産業の一部になってしまっています。戦前、建て替え寿命は70~80年と言われていました。戦後、大量に短期間に住宅を供給しなければなりませんでしたから、新建材と言われる、工場で大量生産された建材が出回りました...(⇒つづきを読む)
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