民主党の支持率低迷ぶりに、「海江田万里代表の続投では来春の一斉地方選挙は戦えない」との嘆き節が聞こえる。改選を迎える議員、「今度こそは」と虎視眈々と機をうかがう予定候補者にとっては切実だ。
福岡市でも、城南区選出の調崇史福岡市議の動きが妙だという情報が入った。「高島宗一郎市長では市民のためにならない」と、11月の市長選に吉田宏・元市長を推そうとしたのだが、民主党県連の動きが鈍い。そこで、同党に嫌気がさしたという。いまだに、推薦願いを同党に出していないため、さまざまな憶測が流れている。
人気挽回がかなわぬ民主党には「もはや辛抱できない」と、我慢の限界点に達し、地方から逃げ出す動きが出てくるのも時間の問題かもしれない。
※記事へのご意見はこちら