<福岡県より「ゼロエミッション推進事業者表彰」を受賞>
環境やエコという言葉が世の中に溢れて久しい。しかし、その実態と言えば、自治体や企業のイメージ戦略に乱用され、実効性をともないかつ目に見える成果を上げている事例は、残念ながら少ないと言わざるを得ない。エコアス(株)は設立以来、ビル建築物における環境衛生管理業や汚泥処理などのトータルサポートを手がける「環境ソリューション企業」だ。
生産活動で排出された廃棄物を減量、リサイクルして循環させる同社のビジネスモデルは経済活動の表舞台を力強く支える、いわゆる静脈産業だ。事業内容は多岐にわたるが、いずれにしても共通するのが、高い問題解決能力と顧客満足度にある。これは事実、多くの顧客から「エコアスに任せていれば安心」という評価とともに驚異的なリピート受注率となって表れている。
福岡県内で産業廃棄物収集運搬業の許可を有する企業は約4,400社、処分業許可を有する企業は約770社存在する。そのなかで同社は、実績や財務の健全性など多くの基準を満たした企業のみに与えられる「優良産廃処理業者」の認定を福岡県、福岡市のみならず許可を有するすべての九州各県で取得している。さらに、2013年11月には、福岡県より「ゼロエミッション推進事業者表彰」を受賞した。これは、ゼロエミッション(廃棄物ゼロ、最終処分ゼロ)を達成している中間処理業者に与えられる表彰で、これまでに受賞したのはわずか17社のみ。優良産廃処理業者の基準に加え、ゼロエミッションの達成実績など非常に高い基準ハードルがある。しかも「有機性汚泥」を専門とする業者のなかでは、同社が初の表彰となった。
産業廃棄物の排出事業者が処理を委託する際の処理業者の選定に当たっては、積極的にゼロエミションを達成している業者を選定することが時代の要請であり、まさにこれこそが、自治体、企業の実効性をともなう環境活動の1つだと言えるだろう。
同社を代表する技術の1つに、「汚泥リサイクルプラント(産業廃棄物中間処理施設)」がある。ビルや工場の排水槽や飲食店の厨房に設置されているグリストラップなどから有機性汚泥を収集し、脱水、そして堆肥化に至るまでの「有機性汚泥リサイクルシステム」を業界に先駆けて確立。大手飲食チェーンから専属的に受託するなど、福岡のみならずその技術力の高さに県内外の幾他の自治体、企業、団体等が注目している。13年1年間で、合わせて約200名の見学者が同社のリサイクルプラントに来訪した。
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<COMPANY INFORMATION>
代 表:大澤 清和
所在地:福岡市博多区西月隈4-8-32(本社)
福岡市博多区西月隈4-932-1,932-2(汚泥リサイクルプラント)
設 立:2004年4月
資本金:1,000万円
TEL:092-504-8390
URL:http://www.ecoas.co.jp/
<PROFILE>
大澤 清和(おおさわ・きよかず)
1953年4月生まれ。佐賀県唐津市出身、法政大学法学部卒。公益社団法人福岡県産業廃棄物協会福岡県支部理事を務める。趣味はゴルフ。
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