2013年、大手2社に続き、第3位の販売実績という記録を残し、地場デベロッパーのなかでも健闘が目立つ(株)アライアンス。お客さまはもちろんのこと、金融機関、ゼネコン、設計会社、不動産会社という関係業者との協調を基軸とした自社開発マンションは、14年に記念すべき30棟目を予定している。時代のニーズに合った暮らしを提案し続けてきた同社のメモリアル・マンションは、はたして、どのような内容となるのか。現状と今後の展開と合わせて、改めて同社を取材した。
<2013年上半期、福岡市で大手2社に続く>
2001年2月の設立から12年。業況の荒波のなかで堅実な経営で着実に歩を進め、これまで福岡県で約2,000戸、九州全域および山口県で約2,500戸を販売した(株)アライアンス(本社:福岡市中央区、中垣昌康代表)。同社は昨年、数字によってその実力を証明した。
福岡市の住宅・不動産専門誌が調べた『2013年上半期 福岡市実需型マンション販売実績ランキング』によると、同社は供給135戸、販売103戸で1位JR九州、2位西鉄に続き、3位にランクイン。言うまでもなく上位の2社は福岡経済をも代表する大手企業である。同社の快挙に息を呑んだ地場関係者は少なくはない。
「弊社は、営業会議を週に1回、経営会議を月に1回実施しています。それらの会議で、弊社の現状における営業面や財務面など定量的な側面、顧客の満足度・動向、サービスなど、弊社の業績に対してKPI(重要業績評価指標、Key Performance Indicator)で分析します。それらを集約し、取引行12行への詳細な報告を月に1回実施しています」と、中垣代表は堅調な業績推移について語る。
社名(alliance:協調)の通り、「あらゆる人々との協調」を事業において体現する同社は、金融機関のみならず、ステークホルダーであるゼネコンや設計会社、そして不動産会社とも連携をとり、各方面のプロフェッショナルと一緒に事業を形成し、『お客様満足度』を高めるのが同社の特長と言える。
| (後) ≫
<COMPANY INFORMATION>
代 表:中垣 昌康
所在地:福岡市中央区舞鶴2-8-15
設 立:2001年2月
資本金:3,000万円(グループ資本金:5,300万円)
TEL:092-406-5544
URL:http://alliance-e.co.jp/
※記事へのご意見はこちら