夢喰う兎(3)
もう少しだけ、子供の時のことを書く。
小学校は島の入り口にあった。私の住む弘から約4km。皆、1時間歩いて通った。当時は、ゴムのスリッパだった。中学1年生の時が、東京オリンピック。オリンピック前の日本は、未だ貧しかった。5年生の時、西鉄バスが来た。前が突き出たバスで、私達はベトコンバスと呼んだ。運転手が唐原の森啓輔さん。相当荒っぽい運転で、私達はバスの中で転げ回った。その森さんが、私のことを覚えていてくれて、最初の選挙以来ずっと応援してくれた。事件後、顔を出したとき、玄関で奥さんが「元気にしてた」と私を抱きしめ、涙を流してくれた...(⇒つづきを読む)
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