再審請求(3)~価格・利益に問題なし
事件の捜査や裁判で、最も注目されたのは、価格と転売益であった。マスコミは、二束三文のものを高く売ったと、繰り返し報道した。また、市は、ケヤキは塩風に弱く、埋立地には使えないと発表した。五木石も、あんなものは使えないとした。
裁判での検察の主張は、2点であった。(1)高く買った。塩風に弱く使えない。(2)大原公園計画課長の理屈。
裁判で、私は価格や塩風について反論した。検察が提出した証拠の中に、県職員・市職員の供述書があった。公共工事の設計価格(ケヤキ等の価格)は、どうやって決めるのか。供述書によると、国の関係団体が毎年物価本を出している。その本にすべての物の価格が書いてあり、その価格を参考に自治体が決める...(⇒つづきを読む)
◆スペシャリスト企業経営ネットはこちら >>
スペシャリスト企業経営ネットでは企業経営に関する情報を一括閲覧できるようにしております。
※記事へのご意見はこちら