福岡市南区塩原に事務所を構える(株)ミルテックジャパン。手がけるのはあらゆる場所のカビ退治だ。1995年に日本で初めて公共工事として、除カビ工事を請け負う。以来、活躍の場は住居だけにとどまらず、公共施設、遺跡や史跡にまで広がっている。カビと戦い、18年目を迎える同社代表、小橋洋治氏に聞いた。
もともとは長崎で水道工事業を営んでいた小橋氏。当時、県営住宅の水道工事をしているときに、カビだらけの部屋が目に留まった。「このカビと汚れはだれが取るのか」。県の職員に聞くと「専門業者はいない。清掃業者に任せるだけ」との答え。小橋氏はチャンスを感じた。「だれもやらないなら、自分がやろう」。さらに偶然は重なる。東京の知人から「面白い商品がある」と勧められたのが、画期的な除カビ剤だった。まさに運命。カビとの戦いはこうして始まった...(⇒つづきを読む)
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