一般社団法人日本自動車連盟(JAF)福岡支部(長谷川靖則支部長)は5月27日、同支部の職員が同20日に朝倉警察署から感謝状を贈呈されたと発表した。強盗未遂事件の被疑者検挙に協力したため。
事件は5月2日午後1時すぎ、大福郵便局(朝倉市大庭)で発生。男が押し入り「金を出せ、爆発させるぞ」と水虫薬を爆弾のスイッチに見せかけて女性局員を脅したが、非常通報を受けた県警から電話が着信すると何も取らずに逃走した。
現場近くで救援作業中だった宮崎弘一職員(福岡支部ロードサービス隊久留米基地)が、逃走する男を郵便局長と一緒に約300m追跡、大福小学校前で「校内へ立ち入らないよう」身を挺して説得していたところに警察署員が到着し、逮捕に至ったもの。
武田忠信署長から「身の危険も顧みず勇敢な行動をとり、警察と連携して被疑者の早期検挙に貢献・協力していただき、ありがとうございました」との言葉とともに感謝状を受け取った宮崎隊員は、「郵便局長さんの落ち着いた姿があったからこそ私も冷静に行動できました。ただ、小学校が近づいてきたので"子ども達に危害が加わるのだけは阻止しなくては!"との一心で、男の前に立ちはだかり声をかけました。ケガをした人がいなくて本当によかったです」と話した。
JAF福岡支部では、クルマやバイクのロードサービスだけでなく、地域の住人が安心して暮らせる街づくりに貢献するために「生活安全パトロール」を実施。安全で安心なクルマ社会の実現に向け、地域に密着した社会貢献活動を充実させてゆくとしている。
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