<できるだけ多くの医療機関での治療可能に>
先進医療機器が多くの医療機関に広まってほしい理由は、ほかにもある。3月に導入した際、メディアで紹介された後から、患者からの問い合わせも増えている。このまま同センターへ希望者が集中すれば、物理的に治療をこなすのが無理になる。
だからこそ岡村院長は、「個人的には、放射線治療をやっているところは、このような良い機械を早く入れて、できるだけ質を上げ、時間やコストに優しい治療が行なえるようにしてほしいと思っています。国の政策でできるようになるのが理想です。直ちに黒字になるような機械ではありませんから、採算が取れるかどうかはわかりません。だからこそ、がんセンターが積極的に導入してメリットをアピールしないと、一般には普及しないでしょう。早く実績をつくり、国や社会に認めてもらって、全国に広まってほしいというのが私の願いです」と語る...(⇒つづきを読む)
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