世界的リゾート地として知られるフィリピン・セブ島。人口約300万人の島が英語留学の場として人気を集めている。日本人にとって効果・費用・地理的要因などが魅力なのだ。欧米圏の語学学校は1クラス10~15名が多いがフィリピンはマンツーマンスタイル。フィリピンは欧米企業のコールセンターが集中しており流ちょうな英語を話す人が多い。学校では朝から夕方まで文字通り英語漬けだ。フィリピンでもマニラより低コストで観光地としてしられるセブ島に多くが集中する。費用は食事代込みで4週間15~18万円程度。為替などで変動する。航空運賃は含まないが食事滞在費は含む。福岡から直行便はないが、マニラまで3時間。そこからセブ島まで1時間。昨年そうした学校はフィリピンに約60校。現在は更に増加していると見られる。
海外留学を手掛ける(株)オーバーシーズ情報センター(福岡市)の西村和寿社長は「大学生と企業研修の場としては画期的な方法だと思います。マーケット自体もアジアにシフトして企業も進出している。費用も安いし、使える英語は確実に身に就くと思います。」と更なる人気拡大を予想する。英語留学のためセブ島に向かう人が増えそうだ。
※記事へのご意見はこちら