鹿児島県で建設業を営む読者の方からいただいた、鹿児島県が発注する公共工事に関するご意見を紹介いたします。
鹿児島県発注工事のあのバカバカしい最低制限価格の当て合い大会などホントにいい加減にして欲しい。1円下回れば失格ということに何か根拠があるんでしょうか? 小学生の数字の当て合いと何ら変わらない。
鹿児島県の格付けの加点項目に「ボランティア」というのがある。年に何回やったら何点とかいった基準がある。この様な加点対象のボランティアはボランティアとは言わない。建設業を馬鹿にするにも程がある。ごみ拾いや草刈りに限らず、どのような形であれ、自らの意思で地域に貢献するものを「ボランティア」という。
当社は加点対象目的ではなく、以前、地域の子どもたちを集めてものづくりの楽しさを教える塾を開催した。これまでに3回やったが、「これはボランティアではない」と言われた。誰がどう見ても純粋な「ボランティア」である。鹿児島県が加点対象にしているものは、「半強制労働」「無償強制奉仕」などといった名称に変えるべきだ。まずは、鹿児島県の職員が自らの意思で率先してやってこそ我々に求めることが出来ることだと思います。
鹿児島県は、格付けの加点対象として障害者雇用や新卒者雇用を促進しているが、発注件数も減り、利益も出ない工事を発注しておいて言えることじゃない。県は、建前で「促進していますよ」ではなく、現実を踏まえた実情にあった政策を考えないとだめだ。
鹿児島県は、逼迫している建設業にボランティアだの雇用だのISO取得だのを次から次へと求めてくるが、公共工事で利益を出させてから言うべきだ! ほんと~に役人はだめです。話になりません。役人も毎年査定されるシステムを作らないと良くはならないと思う。
貴重なご意見ありがとうございました。
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