福岡県精神保健福祉センター(福岡県春日市、楯林英晴代表)と福岡県精神保健福祉協会(福岡県春日市、神庭重信会長)は7月末、平成26年度精神保健福祉夏期講座を県と民間の共催で開催する。テーマは「子どもたちのSOSに気づく、支える」。福岡県内外の医療・教育現場等で活躍し、同テーマの情報に精通する講師陣が、2日間にわたり講演する。
講師は九州大学病院子どものこころの診療部特任教授の吉田敬子氏、福島学院大学副学長の星野仁彦氏、北九州市立八幡病院院長の市川光太郎氏、大阪医科大学精神神経科准教授の康純氏。体験者からのメッセージも紹介される。
複雑化した現代のなかで、子どもたちが発するさまざまなSOSに耳を澄まし、情報をキャッチし、支援者としてどんな対応ができるのかについて学ぶ。
一般参加可。定員300名。詳しくは下記あてにお問い合わせを。
■平成26年度精神保健福祉夏期講座
<開催日時>
7月30日(水)、7月31日(木)
午前10時~午後4時(受付は午前9時30分~)
<内容>
【7月30日(水)】
午前10時~午前10時15分
オリエンテーション
午前10時15分~午後12時30分
(講演1)
「児童・思春期の子どもたちの精神保健 問題の把握と対応のポイント」
九州大学病院 子どものこころの診療部 特任教授 吉田 敬子 氏
午後12時30分~午後1時30分
昼食・休憩
午後1時30分~午後4時
(講演2)
「発達障害児・者への理解と対応 学校適応と社会適応を目指して」
福島学院大学 副学長 星野 仁彦 氏
【7月31日(木)】
午前10時~午後12時30分
(講演3)
「児童虐待にいかに気づくか 医療現場で見えてくるもの」
北九州市立八幡病院 院長 市川 光太郎 氏
午後12時30分~13時30分
昼食・休憩
午後1時30分~午後4時
(講演4)
「子どもの性同一性障害(性別違和)に気づく、支援者ができること」
大阪医科大学精神神経科 准教授 康 純 氏
「当事者の方からのメッセージ(体験談)」
一般社団法人日本性同一性障害と共に生きる人々の会九州支部
<対象者>
小学校・中学校・高等学校教諭、養護教諭、保健師、医療・福祉関係機関職員、相談機関職員、保育士、幼稚園教諭、その他関心のある方
<場 所>
クローバープラザ 1階クローバーホール
(福岡県春日市原町3-1-7)
<受講料>
3,000円(ただし、福岡県精神保健福祉協会会員1,500円)
<申込先>
福岡県精神保健福祉協会(担当:紫牟田氏、前川氏)
〒816-0804 春日市原町3-1-7 福岡県精神保健福祉センター内
TEL・FAX:092-584-8720
<お申込み方法>
受講申込書をFAXまたは郵送後、受講料を銀行振り込み、または郵送(現金書留など)で納入。入金を確認後、精神保健福祉協会から受講通知書をFAXまたは郵送で送付。
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