近年、経済や産業構造が変化するなかで、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じる労働者が増えており、職労が原因とみられる精神疾患で通院する従業員や労災認定も増えています。なかでも「うつ」は休職者も多く、通院や上司への申告をしていない人も加えると、社員の3分の1を占める、という企業もあるほどです。
厚労省は、労働者のための「心の健康づくり計画」で、各事業所内で「労働者自身のセルフケア」「職場環境などのラインによるケア」「事業場内産業保健スタッフなどによるケア」「事業場外資源によるケア」の4つのケアが行なわれるような仕組みづくりを推進しています。従業員の心の健康を守ることは、今や企業の労働力という貴重な財産を守るためにも喫緊の課題です。
心の健康の問題に取り組みはじめて46年、多くの精神障害者や子どもたちの社会復帰に貢献してきたNPO法人人間賛歌理事長の相良五郎氏は、一般的に「うつ」と言われる状態は投薬治療を必要としない場合が多いと考えています。この段階は思考が障害を起こして精神的な免疫力を低下させている状態で、「心に免疫力をつければいけない」というシグナルですから、薬で症状を止めてしまってはかえって貴重な人財を失いかねないのです。むしろ薬に依存することを止め、ものの考え方を変えていくことで、思考障害に陥りやすい心のクセを正し、逆境をチャンスに変えることこそが求められているのです。
相良理事長が長年の経験から確信を得て考案した「さがら療法」は、短期間で心の健康を取り戻すための、絶好の指南法です。「思考障害を起こして深く落ち込んだ人が、立ち直ったときに人一倍の力を発揮することはよくあることです」と相良理事長は、有能な人財を育てる機会として療法を活用してほしいと語っています。
本セミナーでは、職場環境におけるメンタルヘルス支援の対策を必要とお考えの企業経営者や担当スタッフの方々に、思考障害を起こしやすい心のメカニズムについて、セミナー参加者との問答形式を取りながら講義していただき、職場でのメンタルヘルスケアに活用していただきます。また学習書を購入することで、職場に導入することも可能。さらにご希望の方には専門的なカウンセリングが行なえる「聴観師」養成講座へのステップアップもご案内します。
この機会に、ぜひ御社のメンタルヘルスケア対策を万全のものとし、貴重な人財を守ることにお役立てください。
■うつ撲滅! 心の健康「さがら療法」セミナー
<日 時>
7月24日(木)(仮)
午前9時30分~午後5時30分
<会 場>
(株)データ・マックス大会議室
福岡市博多区中洲中島町2-3 福岡フジランドビル8F
(地下鉄「中洲川端駅」2番出口より徒歩5分)
<講 師>
NPO法人人間賛歌 理事長 相良五郎氏
<定 員>
30名様限定
<受講代>
1万5,000円(税込)
(昼食はこちらで準備します)
<お申込み方法>
下記メールフォームからお申込みください。
※参加申込書(PDF)をお持ちの方はFAXにてご連絡も可能です。
<お問い合わせ・お申込み先>
心の健康「さがら療法」セミナー事務局
((株)データ・マックス メディア事業部内 担当:黒岩)
TEL:092‐262‐3388
FAX:092‐262‐3389
▼関連リンク
・NPO法人人間賛歌
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