木は燃えやすいというイメージが強いが、太い丸太の木は燃えにくいのである。
ログハウスに使われるような厚みのある木は表面が燃えると炭化膜ができて空気を遮断することにより、芯まで燃えるにはかなりの時間を要する。またログを重ねているという構造上の特色で、燃えにくいのである。仮に燃えても新建材のように燃えても有毒ガスが発生することはない。以上のことが、様々な検査や実験によって証明されている。
日本ログハウス協会では、国土交通省認定の準耐火構造等の認定取得を促進。市街地においては、建築基準法の防火規制(隣地境界3m後退等の延焼距離確保)により建てにくかったログハウスが、駅前や住宅密集地など除いて、建てやすくなった環境が揃いつつある。
一般の注文・戸建住宅の柱や梁よりも耐火性の高いログハウス。耐震性とともに耐火性にも優れている。住宅を取得するにおいて、安全・安心を重要視するならばログハウス建築を一考するオプションがあることも確かである。