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『KOウォール』を用いた外壁の耐火構造の仕様との不適合について

2010年4月 9日 11:25

 国土交通省は7日、鹿島建設(株)、岐阜折版工業(株)等が共同で開発した『KOウォール』を用いた外壁が耐火構造の仕様に適合しないことが判明したと発表した。
 同省によると、耐火建築物の外壁は、1時間又は30分間の耐火性能を有する耐火構造とする必要があり、このためには、(1)国土交通省告示で定めた構造方法(告示仕様)、(2)国土交通大臣が認定した構造方法(認定仕様)のいずれかとしなければならないこととされている。適合しない内容として、既存の耐火構造の外壁の認定仕様と比べて、「地部カバー材が存在しない」「目地の幅が認定仕様よりも広い」「外装材の連結用金物が存在しない」等の相違点が判明した。なお、当製品を使用した物件は今のところ、7物件。当然ながら不適合なものについては、改修工事など誠実な対応が求められる。

【河原 清明】

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| 2010年4月 2日 13:27