財団法人住宅保証機構(理事長 羽生洋治(はぶ ひろはる)、東京都港区)は7日、住宅瑕疵担保履行法に基づく保険「住宅リフォーム瑕疵担保責任保険」について認可を取得したと発表した。
概要は以下の通り
1.概要
この保険は、住宅リフォーム工事の請負人であるリフォーム事業者が、リフォーム工事部分の瑕疵について瑕疵担保責任を履行した場合に、その損害をてん補するもの。なお、リフォーム事業者様が倒産等により瑕疵担保責任を履行できない場合には、リフォーム発注者様に対して直接保険金を支払う。
2.保険契約者、被保険者
リフォーム工事の請負人であるリフォーム事業者
(保険申込の前に事業者登録を行うことが必要)
3.保険の対象となる工事
一戸建住宅及び共同住宅等に対して実施するリフォーム工事
(分譲共同住宅の場合は、区分所有者が実施することのできるリフォーム工事に限る)
4.保険期間
(1)構造耐力上主要な部分が基本的な耐力性能を満たさないこと:5年間
(2)雨水の浸入を防止する部分が防水性能を満たさないこと:5年間
(3)(1)(2)以外の部分が社会通念上必要とされる性能を満たさないこと:1年間
5.保険金額
最大1,000 万円(リフォーム工事請負額によって異なる)
6.その他
保険契約にあたり、リフォーム工事の内容に応じて1~2回の現場検査を実施する。
【河原 清明】