『家』づくりと『街』づくりの大きな違い
2010年4月15日 13:08
当住宅サイトでは「家づくり企業」と「街づくり企業」にコンテンツを分けている。どういった基準なのか。何が違うかを簡単に説明させてもらう。
「家づくり企業」は、注文住宅企業が中心。「建築条件付」を含めて土地という要素がなく、高断熱・高気密、あるいはローコスト住宅といった品質にこだわり、自然素材の家など健康志向住宅や、ライフスタイルを重視した個性的な設計など、それぞれの独自路線により、他社との差別化を図っている企業を位置づけるものである。
「街づくり企業」は、建売住宅（建築条件付きを含む）でありながら、ミニ開発を含めて個性的な街の形成に主眼をおき、これまでの画一的（マッチ箱が並ぶような）な団地型ではなく、ひとつひとつの「街」に対するコンセプトをしっかりと打ち出している企業をとしている。以前までは、建売住宅というと、万人受けするような平均的な建物やデザインに、住宅設備機器なども平均的なものが多かったが、最近ではエコに特化した街づくりや、子育てに配慮した街、自然に囲まれたような雰囲気を持つ街など、個性的な街づくりも増えている。こうした「街」（ライフスタイル）に主眼を置いてる企業を中心に紹介するようにしている。こうした街づくりを進めている企業の中にも、住宅に対してもこだわっている企業もあるが、土地（街）が介在する部分は「街づくり企業」のサイトに分類させていただいている。
【石崎】
