27日、国土交通省は2010年度の建築基準法等に係る技術基準整備のための検討について、民間の能力を積極的に活用して、基準の整備、見直しを図ることを目的とした建築基準整備促進事業を実施すると発表した。
同事業は、国が建築基準の整備を促進する上で必要となる調査事項を提示し、これに基づき、基礎的なデータ・技術的知見の収集・蓄積等の調査及び技術基準原案の基礎資料作成を行なう民間事業者等を公募によって募る。そして、最も適切な調査の内容、実施体制等の計画を提案した者に対して、国が当該調査を支援することも併せて発表した。
応募期間は2010年5月11日(火)から6月4日(金)(必着)まで。応募資格者は、民間事業者、大学及び他本事業を実施する能力を有する法人。補助金の額は、単年度の交付という条件で、最大1事業主体で6億円としている。
【河原 清明】