◇10年間は通販の時代つづく
いずれにせよ、健康食品の通信販売はこの先10年は伸びつづけるはずです。それには理由がありまして、人口減というので今後若年層は減少しますが、健康食品の主要マーケットである年齢層の60歳~70歳の人たちはむしろ増えつづけていくからです。
そうなりますと、通常「3M」と言われていますが、『お金があって、時間があって、知識がある』、そういう非常にコアな人たちが健康食品を購入しはじめますので、とても将来性は高いということになります。数字上もそれを表しています。通販事業自体が調子いいということも含めて、そのなかの健食通販はたいへん将来性にあふれています。さらにアジアに対しても将来性が高いと思われますので、これからますます有望な市場だといえます。
とくに九州人は「新しいものにすぐに飛びつき」、「楽天的」で「攻撃的」な県民性を持っていますので、性格的にも通信販売向きだと思います。
商品アイテムとしても産直品や健康食品が多く、媒体の仕掛け方も成功事例が豊富です。ラジオショッピング、テレショッピング、ニッチメディア(新規増客手法)やテレマーケティング(リピーター対策)などの進化も著しいものがあります。さらにレベルの高いOEMメーカーとの取り組みで、売れ筋商品の自社商品化も可能です。
【文・構成:田代 宏】
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