13日、厚生労働省は田辺三菱製薬(株)(大阪市中央区、代表取締役社長:土屋裕弘)と同子会社の(株)バイファ(北海道千歳市、代表取締役社長:藤井武彦)に対し、薬事法違反に基づく行政処分を下した。
製造販売業者である田辺製薬が、医療用医薬品『メドウェイ注5%』『メドウェイ注25%』の製造管理および品質管理を製造業者のバイファに適切に実施させることができずに製造販売を行なったとされる。
バイファが偽造した試験データを用いて両社が申請を行なったとし、田辺三菱に対して25日間、バイファに対して30日間の業務停止命令を下した。また業務改善計画書の提出も求めている。