22日、消費者庁は食品表示の一元化のためのワーキングチームを設置することを明らかにした。同チームは、現在「JAS法」(農林水産省)、「健康増進法」(厚生労働省)、「食品衛生法」(厚生労働省、消費者庁)など食品の表示規制が各省庁に散らばり、消費者に分かりにくくなっている実態を改善するために設置される。関係法令を統一的に運用するための情報収集やスケジュールの策定を行なう。
具体策はまだ未定とはするものの、各法制度において健康食品も対象となっているため、一元化に当たっては「当然、健康食品も視野に入っている」(消費者庁)とする。
現在、消費者庁で進められている「健康食品の表示に関する検討会」の結果を踏まえて、法改正が必要であれば一元化法のなかで措置を行なうとしている。
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