(財)医療経済研究・社会保健福祉協会(東京都港区、理事長:幸田正孝)は5月13日、「沖縄健康食品産業の挑戦と課題」とのテーマで、健康食品フォーラムを那覇市で開催する。
沖縄で初めて開催される同フォーラムでは、豊富な食材などの資源やバイオ・ナノテクノロジーなどのインフラに恵まれた沖縄の健康食品産業が、将来にわたって健全に拡大発展するための課題と展望をさぐる。
司会は、健食素材DHA(ドコサヘキサエン酸)やPS(ホスファチジルセリン)の研究で知られる東京海洋大学大学院教授の矢澤一良氏。同氏は先ごろ発足した「日本を健康にする!」研究会の会長も務めている。同研究会では、2008年度に34兆円を突破した国民医療費の3割が調剤費であることを「健康管理の危機」と捉え、薬剤への依存率の高いわが国の健康意識を「クスリ」ではなく「食」からのアプローチにシフトしようとの試みを目指している。
同フォーラムでは、内閣府沖縄総合事務局経済産業部地域経済課長、国民生活センター調査役の宗林さおり氏、日本健康食品規格協会理事長の大濱宏文氏らの講演も行なわれる。
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